開業以来、北リアス線・南リアス線に別れて運営を行ってきた三陸鉄道。 2019年3月、JR山田線の宮古~釜石をJR東日本から譲り受けて南北間をつなぎ、新たに全線を『リアス線』として営業を開始しました。約163kmの路線は、第三セクター鉄道で最も長い距離です。かつて南北線に別れて作品化した三陸鉄道ですが、リアス線の全通を機に4Kカメラの高画質で新たに撮影、収録しました。また、旧山田線区間はビコム初となります。 列車は盛から北上、岩手開発鉄道と別れ、旧南リアス線区間を走ります。釜石からは列車番号を変え、旧JR山田線区間へ。震災後に8年をかけて、災害に強い路線として復旧しました。移転した駅や新設された駅、新しい町づくりが進む沿線を眺めながら北へ。閉伊川を渡ると宮古に到着します。ここからは旧北リアス線区間です。再度、列車番号を変えて発車。旧JR山田線区間との規格の違いが見てとれます。列車は盛から約4時間半をかけ、いよいよJR八戸線に接続する久慈駅に到着。全通となったリアス線の魅力をぜひお楽しみください。 ■撮影日 2020年8月5日 曇り ■撮影車両 普通5205D(盛発釜石行)→普通5009D(釜石発宮古行)→普通5111D(宮古発久慈 行) 36形気動車 特典映像あり:36-700形、36Z1型(さんりくはまかぜ)お座敷列車形式紹介 2021年2月21日発売 収録時間:本編262分+映像特典5分