ありがとう5000系!最後の勇姿を前面展望と貴重な運転操作映像で記録1970年12月に運転を開始してから現在まで、半世紀に渡り愛された5000系。登場当時の京阪線は最大200%に迫る混雑率に悩まされており、必要に迫られて開発された、日本で初めての全編成片側5扉の多扉車でした。ラッシュ時には5扉全てを使用して乗降を円滑に行い、それ以外の時間帯では2扉を締め切り運用。扉上部に格納されている座席を降下させ座席数を増やすなど、工夫を凝らした車両として多くのお客様から愛されてきました。しかしながら、駅に設置されるホームドアに扉位置が対応しておらず、2021年9月をもって惜しまれながら引退することとなりました。本作品では5000系に乗車して、営業運転では入ることのない寝屋川車庫から出発。中之島までの往復展望を収録しました。列車は寝屋川車庫を出発すると、まず萱島で停車します。萱島駅のホームには高架下にある萱島神社から大きなクスノキの御神木が突き出しています。京阪本線の高架化工事に際 して伐採される予定でしたが、保存を望む声があがり現在のような形で残されました。列車は萱島を出発し、複々線の線路を進みます。門真で大阪モノレールと交差、西三荘で大きくカーブすると、大阪の中心地に向け走ります。高架化された路線からは、発展し続ける大阪の街並みを望むことができます。天満橋から地下へと潜り中之島線へ。中之島駅に到着した列車は折り返し、寝屋川車庫を目指します。本作では本編映像に加え、運転室天井にカメラを設置。往路の寝屋川車庫~中之島間での運転操作を映した貴重な『運転操作映像』をお楽しみください。映像特典は5000系の形式紹介を収録しています。 ■撮影日 2021年8月5日 快晴 ■撮影車両 京阪電車5000系 各駅停車 萱島← 5551 5151 5251 5651 5101 5201 5601 →中之島 2021年11月21日発売収録時間:前面展望88分+運転操作42分+映像特典5分