JR奥羽本線は福島と青森を結ぶ路線。在来線だが、福島〜新庄駅間と大曲〜秋田駅間は新幹線の車両も走行する。区間によって標準軌と狭軌とで線路の幅が異なっており、新庄〜青森駅間は狭軌である。今回乗車した701系は1993年にデビュー。それまで普通列車として運用されていた客車列車や急行形車両を置換えた。 新庄駅を出発し、右手にある赤レンガ造りの機関庫を過ぎると、左手に並走していた陸羽西線と別れ平坦な田園風景の中を走る。真室川駅を出発すると山間部に入り、難読駅で有名な及位(のぞき)駅に到着。その先の雄勝峠を院内トンネルで越え、トンネル内を走行中に秋田県に入り、院内駅に到着。院内駅から先は再び平坦な道が続き、のどかな田園風景が広がる。平安時代に起きた合戦の名を冠した後三年駅を過ぎると、田沢湖線と秋田新幹線の接続駅である大曲駅に到着。大曲駅から先は、狭軌と標準軌が並列となり、奥羽本線は狭軌、秋田新幹線は標準軌の線路を走行するため、E6系「こまち」とのすれ違いや追い抜きが見られる。神宮寺〜峰吉川駅間は三線軌条のため、ダイヤによってはE6系「こまち」も走行する事がある。四ツ小屋駅を出発し、秋田総合車両センターの車両群を左手に見ると羽越本線と秋田新幹線の終着駅でもある秋田駅に到着する。 乗車日:2022/08/24 天気・くもり 乗車区間:新庄〜秋田 発着時間:新庄(11:22発)〜秋田(14:11着)普通2441M 列車情報・形式:701系0番台(秋田総合車両センター南秋田センター配置) 〈新庄方面〉 〈秋田方面〉 クハ700-20 + クモハ701-20 2022年11月21日発売 収録時間:180分