西鉄天神大牟田線は、西鉄福岡(天神)駅と大牟田駅を結ぶ74.8kmの路線。2022年8月28日、雑餉隈〜下大利駅間の約5.2kmが高架化された。これにより、4駅が高架化、19ヶ所あった踏切が除去された。本作は、その高架化前のものである。9000形は3000形以来11年ぶりの新型車両として2017年にデビュー。3000形をベースに安全性・サービス・省エネルギーを向上させた。車内はオールロングシート。外観には、歴代の西鉄車両で多く使用された「ロイヤルレッド」を採用。行先表示器は西鉄初のフルカラーLEDを採用し、日・英・中・韓の4ヶ国語表記に対応している。2両・3両編成が導入され普通から特急まで幅広く運用されている。本作では筑紫駅を普通として出発、下大利駅の手前で当時はまだ線路が繋がっていなかった高架橋を左手に見ながら仮線へと進む。白木原駅の手前で高架橋の下に潜り西鉄福岡(天神)駅に向かう。西鉄福岡(天神)駅に到着後は、急行として大牟田駅に向かう。試験場前駅から先は、単線区間と複線区間が入り混じり追い抜きや行き違いをしつつ筑紫平野を走る。西鉄銀水駅の手前でJR鹿児島本線と合 流、三池鉄道の廃線跡と交差すると終点の大牟田駅に到着する。 ■撮影日:2022年8月3日 ■撮影列車:筑紫~西鉄福岡(天神) 各停 4100レ/西鉄福岡(天神)~大牟田 急行 G111レ ■編成:西鉄福岡(天神) 9504-9104-9510-9110-9505-9105 大牟田 ※高架工事後の展望を収めた「西鉄3000形 天神大牟田線・高架化後」は2月21日発売 特典映像:高架化切り替え日のドキュメンタリー 2023年1月21日発売 収録時間:本編124分+特典12分