北の大地を駆けた虹のかけ橋 引退間近、最期の勇姿 2023年春にラストランを迎えたJR北海道のリゾート車両「ノースレインボーエクスプレス」。1992年の運転開始後、ジョイフルトレインとして道内各地で運行された。車両はキハ183系をベースに苗穂工場で新製された5200番台。本作は、2022年11月に運転された「臨時特急ニセコ号」に乗車。引退が迫るノースレインボーエクスプレスの走りをノーカットで収録。苗穂運転所を出発したノースレインボーエクスプレスは、札幌まで回送で運転。札幌入線後、満員の乗客を乗せ函館本線を進む。協調運転の731系・キハ201系などとすれ違い、車窓の石狩湾を眺め港町・小樽に到着する。小樽から長万部までの函館本線は、北海道新幹線の延伸に伴う経営分離により廃止が決定している。激しい雨の中、ニセコでは駅近くの鉄道遺産群を横目に曲線や橋梁・勾配が続く山間部を力強く駆け抜ける。次第に天候が回復すると列車は室蘭本線と接続する長万部に到着し長時間の停車を迎える。その後、特急北斗とすれ違いながら噴火湾が広がる海岸線を走行。森で砂原支線、大沼で藤城支線と分かれ、やがて新函館北斗で北海道新幹線と合流する。列車は5時間30分を超える長い旅の果てに函館へ到着する。映像特典あり:車両形式紹介 走行シーン ・撮影日 2022年11月26日 雨のち曇 ・撮影列車 8012D 臨時特急ニセコ号 札幌発函館行 キハ183系5200番台 ・撮影編成:←札幌 キハ183-5202(ラベンダー) + キハ182-5251(ブルー) + キサハ182-5201(ライトグ リーン) + キハ182-5201(オレンジ) + キハ183-5201(ピンク) 函館→ ・映像提供:株式会社 JR北海道ソリューションズ 2023年7月21日発売 収録時間:本編360分+特典24分