しなの鉄道は『しなの鉄道線(軽井沢〜篠ノ井)』と『北しなの線(長野〜妙高高原)』の2路線を持つ第三セクターの鉄道会社。途中の篠ノ井から長野まではJR信越本線に乗り入れ、軽井沢から妙高高原を結ぶ。その歴史は北陸新幹線(長野新幹線)の開業に伴い、国内初の並行在来線の鉄道会社として誕生。その後の並行在来線鉄道会社の発足に大きな影響を与えた。
本作では、北陸新幹線開業前の貴重な当時の映像(碓氷峠を登るEF63の走行や横川・軽井沢での最終列車など)を交え、しなの鉄道の成り立ちを追う。展望では妙高高原から115系の横須賀色に乗り込み出発。豊かな山々が連なる北信五山を眺めながら長野を目指す。豊野でJR飯山線と合流し、三才と北長野に停車後、長野総合車両セターを左手に見つつ長野駅へと到着。リニューアルした長野駅善光寺口では、大庇と列柱の門前回廊が訪れる人を出迎える。再び同車の115系に乗り、終点の軽井沢駅へ向け出発する。北陸新幹線を左手にJR信越本線を南下し、篠ノ井からはしなの鉄道線へと入る。国鉄形車両・115系の唸るモーター音を聞きながら列車は軽井沢を目指す。
特典は115系の形式を紹介。東日本では、しなの鉄道のみで営業運転される最後の車両115系。ファン必見の一本となっている。
撮影日:2024/10/22 晴れ/くもり
撮影車輛:普通326M(妙高高原〜長野) 普通2650M(長野〜軽井沢)
編成:
■北しなの線【妙高高原〜長野】 S9編成
・妙高高原 ←クハ115-1123 + モハ114-1048 + クモハ115-1527→ 長野
■JR信越本線/しなの鉄道線【長野〜篠ノ井〜軽井沢】 S9編成
・長野 ←クハ115-1123 + モハ114-1048 + クモハ115-1527→ 軽井沢
収録時間:本編約160分+特典約11分
2025年2月21日発売予定