■旧国鉄形115系電車の鈍行で山陽本線を走破する!! 山陽本線は兵庫県の神戸から山口県の下関駅を結ぶ528.1Kmの長大路線です。 広島駅を発車した列車は海田市駅で呉線と別れ、内陸部の瀬野八(せのはち)と呼ばれる山陽線内、最勾配区間へ挑みます。貨物列車はこの区間、補助機関車を必要としますが、115系はかろやかに駆け上がります。 三原駅では海田市駅で一旦別れた呉線と合流します。当駅にて、最初の乗り換えとなります。かつては機関車区があった広い構内の糸崎駅付近を過ぎると瀬戸内海を望む海岸風景を眺める事ができます。尾道駅から先は一路内陸部を岡山駅へと向かいます。 岡山駅から先、関西へ向かうルートは、ふた通りとなり、内陸部をそのまま山陽本線をたどるルートと海岸線寄りの赤穂線をたどるルートとなります。 この作品では「赤穂線」を経由し、姫路へ向かいます。岡山駅で二度目の乗り換えとなり、かつては岡山駅のとなり駅であった、東岡山駅より赤穂線へ入ります。 山陽本線の高規格路線とは異なり、一気に路盤も貧弱なローカル線へと変貌しますが、心地良いモーター音(クモハ115撮影)とジョイント音が響きます。 播州赤穂駅では三度目の乗り換えとなり、構内には221系や223系の姿も見られます。当駅は大阪方面へ直通する列車の始発駅でもあり、一日の運転本数の内、約半数は「新快速」として、大阪方面へ折り返してゆきます。相生駅では再び山陽本線に合流し、終着姫路駅へ向かいます。 九州〜赤穂線経由〜関西へのルートといえば、かつて山陽新幹線の博多開業まで、博多〜大阪間に475系電車急行「つくし」(昼行1往復のみ赤穂線経由)が運転されていましたが、まさにこの作品では車両は違えど、当時を忍ぶルートを踏襲することとなりました。「山陽本線vol.1」と合わせて、お楽しみください。 ■列車情報 ○広島-三原 撮影:2013年8月20日 天候:快晴 352M クハ115-3110 岩国発糸崎行 115系4両編成 ○三原-岡山 撮影:2013年9月20日 天候:快晴 438M クハ115-3111 三原発岡山行 115系4両編成 ○岡山-播州赤穂 撮影:2013年10月31日 天候:晴れのち曇り 1916M クモハ115-301(電動車) 岡山発播州赤穂行 115系3両編成 ○播州赤穂-姫路 撮影:2013年10月31日 天候:曇りのち晴れ 958M クハ115-1111 播州赤穂発姫路行 115系4両編成 【収録内容】 ■運転展望 ◎115系通勤形電車 運転室展望 山陽本線 広島〜東岡山 赤穂線 東岡山〜相生 山陽本線 相生〜姫路 ※広島〜新倉敷と新倉敷〜姫路の2枚組となります。 2014年2月19日刊行 作品時間/276分(DVD2枚組) ■おことわり ※ ディスク記録層の一層目と二層目の切り替わる瞬間、一時的に音声、映像が途切れる場合があります。これは二層記録の仕様の為、不良品ではございません。 (通常は停車中など、目立たない部分に切替点を設けています)