783系ハイパーサルーン「にちりんシーガイア」の軌跡 特急形783系は、それまでの国鉄形485系の陳腐化と他の交通機関、高速バスやマイカーの高速化に対抗 して130km/hの高速化、接客設備や乗り心地の向上を図るため、国鉄末期から設計、製造に着手し、1988年(昭和63年)JR化直後から投入されたJR九州オリジナルの交流用特急車です。また、日豊本線系統には2000年(平成12年)3月11日からの宮崎空港線開業時に、博多〜宮崎空港間直通特急「にちりんシーガイア」で運用が開始されました。ラッシュ時の博多駅2番線に南福岡から回送で据え付け、8:25定刻に発車、九州の大動脈を軽快に走破し、9:18に小倉到着、日豊本線へとスイッチバックします。 尚、博多〜小倉間は後方展望での映像となっておりますのでご了承ください。小倉からスイッチバックにより、前方展望に切り替わり、日豊本線へ。西小倉から左折して、右手に見えるJR九州小倉工場に入場中の各種車輌を垣間見つつ、周防灘海岸線と付かず離れず陸部を快走します。また、別府湾岸の別大マラソンコースで有名な、国道10号線別大国道と並走し、10:58定時に地平ホーム時代の大分駅1番線に到着します。 早春の南国を駆ける、在りし日の貴重な展望映像をお楽しみください。 【鹿児島本線後方展望】 2000年(平成12年)3月（ダイヤ改正直後）撮影／撮影区間 博多(08:25発) ⇒ 小倉(09:18着)／列車 5005M特急「にちりんシーガイア5号」／車輌 本ミフ CM34編成 クロハ782-6 【停車駅】 博多(はかた) - 香椎(かしい) - 折尾(おりお) - 黒崎(くろさき) - 戸畑(とばた) - 小倉(こくら) 【日豊本線前方展望】 2000年(平成12年)3月（ダイヤ改正直後）撮影／撮影区間 小倉(09:20発) ⇒ 大分(10:58着)／列車 5005M特急「にちりんシーガイア5号」／車輌 本ミフ CM34編成 クロハ782-6 【停車駅】 小倉(こくら) - 行橋(ゆくはし) - 宇島(うのしま) - 中津(なかつ) - 柳ヶ浦(やなぎがうら) - 宇佐(うさ) - 杵築(きつき) - 別府(べっぷ) - 大分(おおいた) 【おことわり】 ■本作品に収録された映像・音声は、現存するオリジナルマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことを、予めご了承ください。■写真は一部イメージです。場所・時間が収録内容と異なる場合がございます。■本シリーズは各鉄道会社のご協力のもとに撮影しております。■展望席最前部からの前方、または後方展望です。運転席からの収録ではありません。■再生中、乗客の音声が入る箇所があります。また、撮影カメラの固定が不安定になる箇所や、運転室内のノイズ音、正面ガラスの写り込み、汚れ、振動や反射による映像のチラツキなどありますが、臨場感を損なわないよう、そのままの状態で収録しました。あわせてご了承いただけますよう、お願いいたします JR九州承認済 2014年9月26日発売 収録時間：本編約154分
