783系ハイパーサルーン「にちりんシーガイア」の軌跡 11:00定時に大分駅を出発。大分川渡橋後、右手にある車両基地を経て、臼杵湾、津久見湾、佐伯湾をかすめて内陸山間部に入り込みます。重岡を拝み、勾配の頂点とする直川〜市棚間、延々約20kmの大分、宮崎の県境に位置する宗太郎峠超えに挑み、在りし日の高千穂鉄道車が待機中の延岡駅へと向かいます。車輌滞泊基地の南延岡からは、日向灘の海岸線に近い内陸部を進み、三セクによる高速化が実現しているルートをたどります。美々津付近から都農の手前まで並行して走ると、海岸線側に続く第一次リニアモーターカー実験線の高架橋が延々と伸びている光景が見えます。河口で河幅の広い小丸川橋梁上に設置されている場内信号機を見て、高鍋を過ぎ、旧国鉄妻線分岐駅の佐土原を経て、高架駅の宮崎で小休止。これも河口で河幅の広い大淀川を渡ると車両基地のある南宮崎から架線の張られた日南線に入ります。その後、田吉の先で直進する非電化の日南線から左折し、高架線に上り、旧塗装の全日空機が待機する1面2線の終着駅、宮崎空港駅に定時の14:25着となります。静かに歩みを止め、折り返しまで暫しの休息につく映像が収録。 早春の南国を駆ける、在りし日の貴重な展望映像をお楽しみください。 【日豊本線前方展望】 2000年(平成12年)3月(ダイヤ改正直後)撮影/撮影区間 大分(11:00発) ⇒ 延岡(13:06着)/列車 5005M 特急「にちりんシーガイア5号」/車輌 本ミフ CM34編成 クロハ372-6 【停車駅】 大分(おおいた) - 熊崎(くまさき)(運転停車) - 津久見(つくみ) - 佐伯(さいき) - 市棚(いちたな)(運転停車) - 延岡(のべおか) 【日豊本線/宮崎空港線前方展望】 2000年(平成12年)3月(ダイヤ改正直後)撮影/撮影区間 延岡(13:10発) ⇒ 宮崎空港(14:25着)/列車 5005M 特急「にちりんシーガイア5号」/車輌 本ミフ CM34編成 クロハ372-6 【停車駅】 延岡(のべおか) - 南延岡(みなみのべおか) - 日向市(ひゅうがし) - 高鍋(たかなべ) - 佐土原(さどわら) - 宮崎(みやざき) - 南宮崎(みなみみやざき) - 田吉(たよし)(運転停車) - 宮崎空港(みやざきくうこう) 【おことわり】 ■本作品に収録された映像・音声は、現存するオリジナルマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことを、予めご了承ください。■写真は一部イメージです。場所・時間が収録内容と異なる場合がございます。■本シリーズは各鉄道会社のご協力のもとに撮影しております。■展望席最前部からの前方、または後方展望です。運転席からの収録ではありません。■再生中、乗客の音声が入る箇所があります。また、撮影カメラの固定が不安定になる箇所や、運転室内のノイズ音、正面ガラスの写り込み、汚れ、振動や反射による映像のチラツキなどありますが、臨場感を損なわないよう、そのままの状態で収録しました。あわせてご了承いただけますよう、お願いいたします。 JR九州承認済 2014年9月26日発売 収録時間:本編約210分