今よみがえる、在りし日の名鉄揖斐線・谷汲線の軌跡 Part.1 揖斐線 2005年(平成17年)3月31日限りで廃止された、岐阜市内線から長良川を渡った忠節を起点として、車両基地を有した黒野駅を経由する揖斐線の末端区間です。黒野駅場外右手に谷汲線を分け、濃尾平野西端の、のどかな田園風景が広がる平坦線をほぼ直線的に西進します。当線の起終点である本揖斐駅は、揖斐川を挟んだ西側に、当時の近鉄養老線(現養老鉄道)の揖斐駅を配した町並みと、二分された東側の揖斐川町内の町中に至る、片道5.6kmの路線です。この末端区間のみが一足早く廃止されました。その在りし日の往復展望映像を収録 (2001年(平成13年)9月30日限りで廃止) Part.2 谷汲線 黒野駅場外で直進する、揖斐線から右手に分岐して稲富付近まで続く黒野町内の人家密集地を北進し、人家もまばらとなる更地付近から丘陵地へ。北野畑から右手に一時根尾川に寄り添い、長瀬駅を過ぎた先から山間の針葉樹林の中を一部急勾配で登り詰めます。西国第三十三満願霊場(巡礼三十三所の第三十三番札所)谷汲山華厳寺への往時の最寄り駅であった、立派な駅舎が印象的で、当時は参拝客等で相当の賑わいを見せたであろう谷汲駅に至る、片道11.2kmの在りし日の往復映像を収録 (2001年(平成13年)9月30日限りで廃止) かつての運用の往復展望を収録した、永久保存版展望映像をお楽しみ下さい。 Part.1 揖斐線<往復> 2001年(平成13年)3月撮影 撮影区間 黒野 ⇒ 本揖斐 (列車番号:1361レ 車両モ755) / 本揖斐 ⇒ 黒野 (列車番号:1360レ 車両モ755) 2001年(平成13年)9月30日限りで廃止 黒野(くろの) - 中之元(なかのもと) - 清水(きよみず) - 本揖斐(ほんいび)Part.2 谷汲線<往復> 2001年(平成13年)3月撮影 撮影区間 黒野 ⇒ 谷汲 (列車番号:1171レ 車両モ754) / 谷汲 ⇒ 黒野 (列車番号:1170レ 車両モ754) 2001年(平成13年)9月30日限りで廃止 黒野 (くろの) - 黒野北口(くろのきたぐち) - 豊木(とよき) - 稲富(いなとみ) - 更地(さらぢ) - 北野畑(きたのばた) - 赤石(あかいし) - 長瀬(ながせ) - 谷汲(たにぐみ) 【おことわり】 ■本作品に収録された映像・音声は、現存するオリジナルマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことを、予めご了承ください。■写真は一部イメージです。場所・時間が収録内容と異なる場合がございます。■展望席最前部からの前方展望です。運転席からの収録ではありません。■古い車両のため、前面ガラスの汚れ等で見づらい箇所がございます。ご了承ください。 2014年2月21日発売 収録時間:本編68分