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原信太郎 鉄道記録 1968年 阿里山森林鉄道~台湾鉄道史~【DVD】 [ANRW-52001]

販売価格: 3,762円(税込)

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<原信太郎プロフィール> 原 信太郎(はら・のぶたろう)(1919年~2014年) 東京生まれ。幼少時より鉄道を愛し、鉄道に乗り、撮影し、一番切符を集め、小学6年生から本格的な模型製作を始める。第二次大戦後、コクヨ株式会社で開発技術担当。退職後、財団法人原総合知的通信システム基金設立。 戦後は海外に積極的に渡航し、各国の鉄道車両を模型化。所蔵模型数約6000両。訪れた国、延べ約380ヶ国。撮影したスチール約10万枚。ムービーフィルム16mm、8mm、VTR 合計約440時間。鉄道書籍・関連コレクション多数。その他、アンティーク模型や世界の鉄道プレートやマスコンなどの鉄道実物部品などの稀少なコレクション多数。  1968年11月、原信太郎は台湾の鉄道探問の旅に出ました。映像は台北駅から始まります。当時の台湾には電化された鉄道は 一路線もなく、主要幹線は全て蒸気機関車、ディーゼル機関車、ディーゼル・カーでした。台北駅周辺の市街地から列車の出入りがあわただしい線路を撮影。続いて、台北駅から特急列車に乗車し、多くの蒸気機関車列車とのすれ違いや大小機関車基地の活気を見せつつ、一路「阿里山森林鉄道」の起点、嘉義に向かいます。嘉義から標高2,300mまで登る阿里山森林鉄道の車窓は、 わずか70kmの間に熱帯林、亜熱帯林、温帯林と、目まぐるしく変化していきます。古色蒼然たる木橋や木製トンネル、多重ループ線、すれ違うシェイ式蒸気機関車牽引の材木列車、途中駅の賑わい、崩落の痕も生々しい断崖、現在は倒壊してしまった樹齢 2000年級の檜の「神木」などを捉えて阿里山に至ります。 花蓮-台東の鉄路局台東線、往復170kmの軽便鉄道日帰り乗車も登場。この当時、台東線だけが他線と全く接続の無い孤立路線で、762mmゲージの軽便鉄道がそのまま使用されていました。しかし、軽便鉄道ながら、夜行列車も走り、寝台車も存在するという立派なものでした。原信太郎の訪問当時、旅客列車は大馬力のディーゼル・カーが客車を牽引していましたが、貨物列車はすべて、D型のタンク機関車や1D1軸配置のテンダー機関車が牽引していました。様々な台湾の鉄道史、台湾の戦後社会の記録を遺したものとしても大変貴重な映像を収録しています。  <<阿里山森林鉄道ファイル>> 阿里山森林鉄道の軌間は762mmの狭軌系統に属し、運輸量は比較的に小さめです。沿線のスロープが極めて大きく、海抜30mの嘉義市から海抜2216mの阿里山まで最大スロープは6.25%、最小曲線半径は40mです。嘉義~阿里山本線の全長は71.4km。 うち嘉義~竹崎の長さは14.2kmで平地線、竹崎~阿里山の長さは57.2kmで山地線となっています。  <<歴史>> 阿里山森林鉄道が1912年に誕生し、12月25日に北門から二万平まで正式に開通されました。阿里山の神木、日出、雲海、夕焼けと併せて阿里山の「五奇(美しい五大の景色)」と称され、国際的にも有名な観光スポットです。木材運輸のための路線したが、社会発展及び経済規模の変化に伴い、文化資産の役割として観光鉄道として貴重な林業文化資産となりました。2010年6月にガ イドサービスを増加し、観光客の満足度を上げてきました。今後は、各国登山鉄道と姉妹鉄道関係を締結し、国際的な観光登山 鉄道へと発展、そして世界遺産登録を目標としています。現在は1986年に大井川鐵道、2013年に黒部峡谷鉄道と姉妹鉄道を締 結しました。  ■本作品に収録された映像・音声は、現存するオリジナルマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことを、予めご了承ください。 2016年5月27日発売  収録時間:本編約63分 
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