小田急が誇る名ロマンスカー・LSE 特急はこねが箱根湯本から新宿をめざす LSE(Luxury Super Express)の愛称を持つ小田急7000形電車は、SE、NSEの意匠を引き継ぐ新型ロマンスカーとして1980年にデビューした。現在は製造され た4編成のうち2編成が登場当時の塗装に戻されて活躍している。小田急ロマン スカーの伝統とも言える連接構造を持ち、その独特な走行音も聞きどころだ。 始発は箱根湯本。箱根登山鉄道線を小田原までそろそろとおりてゆく。2階の運 転席からの眺めは目線の高さからも独特だ。小田原でJRと連絡、小田急小田原 線を東へ進む。ミュージックホーンを鳴らしながら駅を通過する様子はいかにもロ マンスカーの旅だ。次第に沿線が都市化してくると相模川を渡って厚木着。JRや 相模鉄道と連絡をとり、相模大野では江ノ島線、新百合ヶ丘では多摩線が合流 する。代々木上原で東京メトロ千代田線を分けると、ほどなく巨大ターミナル駅・ 新宿駅にすべり込む。 ブルーレイ版には映像特典としてLSEの走行シーン集を収録。 撮影日 2016年8月4日 曇り 2016年11月21日発売 収録時間:本編95分+特典5分