盛岡から八戸へ かつての東北本線をゆく 東北新幹線開業によってJR東北本線を転換して誕生した第三セクター鉄道がIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道だ。県境の目時駅を境として盛岡から八戸まで、緊密に連絡しつつ運営を行う2社の路線の前面展望を4Kカメラ によって高画質収録した。みちのくの秋の情緒を味わうにもってこいだ。 旅の始発駅は盛岡。IGRいわて銀河鉄道の路線だが、車両は八戸~目時開業時に新造した青い森701系のトップナンバー。相互直通運転の特徴とも言えよう。山田線や田沢湖線の分岐を見て岩手山を眺めつつ北へ進む。好摩で花輪線を分け、東北新幹線と遠く離れることなく北上。IGR7000系、青い森703系、EH500牽引の貨物列車と幾度となくすれ違う。秋の山々の風景を 愛でつつ、かつて蒸気機関車が奮闘した十三本木峠を越えてゆく。金田一温泉から馬淵川を渡り目時からは青い森鉄道線となる。市街地と東北新幹 線が見えると拠点駅の八戸に到着する。 ブルーレイ版の映像特典には岩手山や十三本木峠区間の山々など、IGRいわて銀河鉄道線内の美しい車窓風景を紹介。 ■撮影日 2016年10月26日(晴れ) ■撮影列車 4525M 盛岡発八戸行 青い森701系 盛岡発9:10 八戸着10:59 青い森701-1(カメラ設置/Mc)+青い森700-1(Tc’) 2017年5月21日発売 収録時間:本編110分+特典5分