テレビ草創期の昭和30年代、カメラは九州の鉄道と沿線の様子をフィルムに収めた。鉄道番組の元祖ともいえるテレビ番組『日本の鉄道』の九州編が、今よみがえる。昭和35年10月から昭和39年1月まで、NET(現テレビ朝日)系列で放送されたTV番組『日本の鉄道』。九州地区はKBC九州朝日放送が制作を担当しました。主に九州の鉄道と、鉄道をとりまく名所や産業をモノクロ16ミリフィルムで撮影、紹介しています。当時の日常風景だった車両や駅、九州に生きる人々の暮らしは、現代の私たちから見ると、懐かしく、たいへん貴重な映像資料です。映像はKBC九州朝日放送に保管されていましたが、残念ながら当時の音源は失われているため、新たに字幕スーパーとナレーション、BGMを挿入、再編集して映像ソフト化。「ブルーレイ版後編」には、DVD版の第3巻・第4巻を収録しました。放送から半世紀以上を経て、現在は大きく変わった風景と、驚くほど変わらない風景、その双方を楽しめる映像作品になっています。 ◆収録路線・地域 鹿児島本線/肥薩線/古江線/日豊本線/佐賀線/対 馬/大分交通 宇佐参宮線/久大本線/日南線/安房森林鉄道/長崎本線/豊肥 本線/高森線/指宿枕崎線 映像特典あり:九州地方以外の路線、本編未収録映像 収録時間:モノクロ191分+映像特典27分 本編映像は4:32018年11月21日発売