※DVDは２枚組です ■おろち伝説の地、奥出雲へ分け入る、のどかなローカル線展望 山陰本線の宍道から分岐し、芸備線との分岐点、備後落合を結ぶ、JR木次(きすき)線は81.9Kmの路線ですが、大半が中国山地を横断するために険しい山岳路線となっています。 この険しさを象徴するのが、出雲坂根駅を中心に形成された、三段式スイッチバックの峠越えでしょう。高低差を稼ぐ方法はループ線が有名ですが、木次線では車両の前進・後退で高低差を稼ぎます。 かつては、芸備線の広島〜備後落合と木次線を合わせて、山陽路と山陰路結ぶ「陽陰連絡線」を形成していました。 最盛期には広島〜米子・鳥取間を直通する急行「ちどり」が夜行も含め運行されていましたが、現在の映像からは全く想像する事ができません。 現在ではワンマンのキハ120形で運行され、途中駅までの区間運転が主で、全区間を走破する列車は下りにおいては一日２本、上りにいたってはわずか1本の設定となっています。 また、観光路線の要素もあり、地元の伝説にちなんで、全車指定席のトロッコ列車「奥出雲おろち号」が多客時を中心に運転されています。本作でも出雲坂根駅にて行き違います。 新緑の中をゆく、ローカル風景を心ゆくまでお楽しみください。 ■列車情報 撮影:2012年5月18日 天候:晴れ時々くもり ○木次線 キハ120 208他 2両編成(後部2両目は回送車) 列車番号:1447D 普通 宍道発 備後落合行き 【途中駅】 [宍道]－南宍道－[加茂中]－幡屋－出雲大東 南大東－[木次]－日登－下久野－出雲八代 [出雲三成]－亀嵩－[出雲横田]－八川 [出雲坂根]－三井野原－油木－[備後落合] ※[駅名]は行き違い可能駅 【収録内容】 ■運転展望 ◎木次線 キハ120形気動車 運転室展望 〔Disc1〕宍道－出雲横田 〔Disc2〕出雲横田－備後落合 ■走行シーン ○沿線走行風景 沿線走行風景を紹介します。 2012年8月5日刊行 作品時間165分(DVD2枚組） ■おことわり ※ ディスク記録層の一層目と二層目の切り替わる瞬間、一時的に音声、映像が途切れる場合があります。 これはDVDの仕様の為、不良品ではございません。 (通常は停車中など、目立たない部分に切替点を設けています)
