只今品切れです。旧国鉄形車両集 583系特急形寝台電車【BD】 [TEXD-47001]
販売価格: 4,912円(税込) [通常販売価格: 5,170円]
■高度成長時代の落とし子、583系特急形寝台電車の集大成作品
日本の高度成長期の1967年(昭和42年)、幹線の輸送需要がひっぱくする中で、昼間は通常の座席特急車輌、夜間は座席から寝台へ転換、夜行寝台特急へと 運用効率を最大限に高めた、581系(583系の原型車両)が登場しました。
当時は最初に使用された列車愛称名から「月光」型の名称でも呼ばれることとなり、主に関西発九州方面や首都圏発東北方への長距離列車に昼夜兼用で充当されました。
その後、新幹線の開通などで、夜行運用が激減。余剰となった編成は昼行特急の補完運用に充当され、寝台をセットすることもなく座席車として運行しました。その例として、昭和53年から60年まで583系使用の「雷鳥」が活躍していました。
全盛期は400両余りを数えた同車両も登場から40年以上を経過して、2012年3月初頭現在でJR東日本の秋田、仙台車両センターに各6両(臨時用)、JR西日本の京都総合運転所(急行きたぐに用)の計36両が残るのみとなりました。
本作では過去の映像も交えながら、わずかな陣容となった583系寝台電車を多角的に紹介していきます。
【主な収録内容】
●583系の概要
583系のアウトライン、車両構成を解説。
●全盛時代
「明星」・「なは」・「金星」・「彗星」・「有明」・「しらさぎ」・「雷鳥」 ・「はくつる」・「ゆうづる」・「はつかり」等、JR化後のシュプール号や臨時列車の懐かしい映像。
●近郊形715系・419系電車
国鉄末期、581・583系の余剰車の活用策として近郊形電車に改造された715系0・1000番代、419系電車を解説。
車内設備の紹介とともに沿線各地で活躍する走行シーンもご覧ください。
●最後の国鉄色 仙台車N1・N2編成
仙台車の各部、昼間時の座席から夜行時の寝台へ、転換の様子も収録。青森車時代に運転の「はつかり」号の姿も多数収録。
●四季を走る「あいづライナー」
磐越西線の快速「あいづライナー」は通常、485系電車の専用編成が使用されていますが、検査や臨時列車使用時には583系が代走します。
その国鉄色の583系と磐梯山を背景に溶け込むように走り抜ける勇姿や季節の移ろいの中をゆく、磐越西線の美しい沿線風景は同車にとって新しい檜舞台といえましょう。
●急行「きたぐに」の旅路
定期列車廃止がせまる最後の冬、新潟から大阪へ、上り列車に添乗。
A寝台車・B寝台車・グリーン車・普通車座席車と夜行列車全盛時代を彷彿とさせる豪華編成で運転されるのが、急行「きたぐに」です。 まさに583系電車の特性をフルに活用できるうってつけの列車と言えましょう。ちなみにA寝台車に使用される「サロネ581形」はこのA寝台の需要が高い「きたぐに」の為に「サハネ581形」から改造された新形式です。
深夜、列車が通過するシーンや車内の様子を盛り込んだ追跡映像を交えながら、583系による最後の定期列車を記録するドキュメントとしてご覧いただけます。
2012年4月18日刊行 作品時間/79分
※本編映像中、過去の映像シーンでは当時の機材性能の画質となります。予めご容赦ください。
※「ブルーレイ」は再生に対応した機器が必要です。通常のDVDプレーヤーでは再生できません。
※音声は「通常音声(ナレーション・BGM入り)」か「現場音のみ」の選択可能
販売価格: 4,912円(税込) [通常販売価格: 5,170円]